血中のカルシウムは60兆個の細胞間の情報伝達、脳の司令を全身の細胞 に伝える情報伝達、心臓や全身の筋肉及び各組織の活動をコントロールして います。 すなわち、血中及び細胞カルシウムが不足すると、コントロール機能が不能と なり、意識がなくなったり、心臓が止まったり、命が危険にさらされます。
(そう、カルシウム不足は死をまねくのです )
このようなことが起きない様に、常に血中カルシウム濃度1%を保つシステム が働きます。 そのシステムとは血中カルシウム濃度が下がると副甲状腺に“血中カルシウム 不足”という命令が出され副甲状腺ホルモンが分泌されて、カルシウムの貯蔵庫 である骨からカルシウムを溶かし、血中に送りこみ、血中カルシウム濃度1%を 一定に保つものです。この命令を伝えるのもカルシウムの働きなのですネ。 よって、カルシウムは体の中の司令塔と言えます。 次は、カルシウムと記憶のメカニズムについてお話ししましょう。