|
酵素とは、生物の細胞内で作られるたんぱく質性の触媒(化学反応をスムーズに行う物質)の総称です。
生物は生きていくために必要なものを取り込み、それを分解したり合成したり、調整したり、不要になったものを外に出したりと、身体の中で色々な科学変化を絶えず行っています。このようなすべての反応を酵素が司っているのです。
動物でも植物(食物酵素)でも、生命があるところには必ず存在し、人間の体内にある酵素は5000億以上と言われています。そして、その酵素は、一つの酵素は一つの働きしかしないという特徴があるのです。
私たち人間には、大きく分けて二つの酵素があります。この二つの酵素とは、『消化酵素』と『代謝酵素』です。そしてこの二つの酵素は、『潜在酵素』と呼ばれる身体の中にある酵素の元から作られています。
この酵素は私たちの身体の中で、成長・活動・生殖などに必要です。
胃腸などの消化器・肝臓・腎臓・肺・筋肉・血液・脳・そしてあらゆる組織にそれぞれの働きに必要な色々な酵素が含まれています。
例えば、私達がご飯を食べると、アミラーゼという酵素によってご飯が消化され栄養として吸収されます。このように食べて物を消化する酵素を「消化酵素」
と言います。
また、呼吸をしたり運動をしたり、細胞分裂をしたり、ケガを治したりする酵素があります。このように身体の新陳代謝を司っている酵素を「代謝酵素」と言います。
しかしこの酵素は残念ながら無限にあるのではないのです。
我々の体内酵素は有限で消耗品なのです。貯金と同じようにどんどん使うといずれなくなってしまうのです。また、加齢と共に酵素はどんどん減少します。若い人のアミラーゼは老人に比べて30倍も多いことが確認されています。酵素は年とともにどんどん減少していくのです。酵素をどんどん無駄に使い続ければ、やがて体調が崩れ病気になったり、ついには若くても寿命がつきて死んでしまうのです。
特に暴飲暴食による食べすぎは、「消化酵素」として潜在酵素を大量に使ってしまうので、身体の新陳代謝に必要な「代謝酵素」に回される量が少なくなるので、疲れや回復力が弱まり病気にもなりやすく、また治りにくくなるのです。
|